7 飛田雄二、彌永圭介、金原久治、亀澤比呂志、横山哲朗、岡田栄一:
『ガス透過性ハードコンタクトレンズに対する装着液の効果』
日本コンタクトレンズ学会誌51 : 168-174, 2009.
ガス透過性ハードコンタクトレンズ(RGPCL)は、装用中に曇りや異物感を感じることがあります。曇りや異物感の原因として、レンズ素材の性質による濡れ性の悪さが考えられます。RGPCL処方時にコンタクトレンズ装用液を配布した結果、配布前と比較して返品率が減少しました。アンケート調査からもコンタクトレンズ装用液の使用により、RGPCLユーザーの装用不良が改善することが示唆されました。
6 岡田栄一、横山哲朗、亀澤比呂志、松田智子、力丸晃子:
『ソフトコンタクトレンズに付着する涙液中タンパク質成分の解析2』
日本コンタクトレンズ学会誌50 : 181-185, 2008.
ソフトコンタクトレンズ(SCL)装用によるタンパク質の汚れは、グループⅣ(イオン性・高含水)のSCL素材内部に浸透することが明らかになりました。
5 岡田栄一、松田智子、横山哲朗、奥田研爾:
『ソフトコンタクトレンズに付着する涙液中タンパク質成分の解析』
日本コンタクトレンズ学会誌49 : 238-242, 2007.
ソフトコンタクトレンズ装用によるタンパク質の汚れは、リゾチームであることが明らかになりました。またマルチパーパスソリューション(MPS)によるタンパク質除去効果にはメーカーによる差はみられませんでした。タンパク質の汚れの面からみても、ソフトコンタクトレンズケアは非常に重要です。
4 岡田栄一、松田智子、横山哲朗、宮田信之:

『フルオレセインによる各種ソフトコンタクトレンズの着色とその脱色方法の検討』
日本コンタクトレンズ学会誌 48 : 156-160, 2006.
眼科診療において角膜表面の外傷および異常を検出するために用いる蛍光眼底造影剤であるフルオレセイン(FL)は、ソフトコンタクトレンズ(SCL)を染色する作用があります。眼科診療では、SCL装用していることに気が付かずFLを使用し、誤ってSCLを着色するトラブルが起こっております。
本研究では、ほとんどの種類のSCLは、FLで着色後、生理食塩水に長時間浸すとほぼ完全に退色することが明らかになりました。さらに、速やかに退色させるために効果的な方法は、高温の生理食塩水に浸すことでした。高温でも変形しないことが明らかである煮沸消毒可能なSCLでは特に有効です。過酸化水素水消毒ケア用品でも同様の効果を認めましたが、pHが酸性のものに限られました。
3 Eiichi Okada, Tomoko Matsuda, Tetsuro Yokoyama, Kenji Okuda:
“Lysozyme Penetration in Group IV Soft Contact Lenses”『グループIVのソフトコンタクトレンズにおけるリゾチームの浸透』
Eye Contact Lens. 2006 Jul;32(4):174-7. doi: 10.1097/01.icl.0000189040.31296.42.
眼科コンタクトレンズ協会(ECLA、旧称:コンタクトレンズ協会眼科医協会)の公式ジャーナル「Eye & Contact Lens: Science and Clinical Practice」
様々な種類のソフトコンタクトレンズにおけるタンパク質(コンタクトレンズの汚れ)の沈着量と沈着状態を明らかにすることにより、適切なコンタクトレンズケアを日常的な習慣として確立することを目的として、涙液中に存在する2種類のタンパク質(リゾチームとアルブミン)の沈着量を、様々な種類のコンタクトレンズについて測定しました。
イオン性で含水率の高いグループIV(米国食品医薬品局分類)のコンタクトレンズでは、リゾチームの沈着量がかなり多いという結果でした。これは、リゾチームが、グループIVのコンタクトレンズのレンズの表面だけでなくマトリックスにも蓄積するためであることが示唆されました。
2 広川博之、太田勲男、横山哲朗、佐藤健一、銭丸達也、今野優:
『正常眼後部硝子体の左右差』
日本眼科学会雑誌98 (3): 264-269, 1994
屈折異常以外に異常のない屈折度の左右差が2D以下である671人の両眼の硝子体を細隙灯顕微鏡法により検査したところ、加齢とともに両眼硝子体剥離の確率は高くなります。両眼の硝子体所見はほぼ等しく、-3D未満の群では-3D以上の群と比較して硝子体融解が軽微な時期に硝子体剥離が生じると推測されました。
1 横山 哲朗、五十嵐 弘昌、吉田 晃敏:
『正常ラット角膜内皮細胞の成長過程における形態学的変化』
日本眼科紀要 42(7):1514-1517, 1991.